【ExcelVBA】配列の使い方 変数をより便利に扱う方法

こんなあなたにおすすめ

・Excel VBAで配列の使い方を知りたい

Excel VBAでは変数を使うことがほとんどだと思います。

複数の変数を扱うときは、配列を使うと便利です。

変数が一つの値しか格納できないのに対し、配列は複数個の変数を格納できます。

今回は、そんな便利な配列の使い方をご紹介します。

Excel VBAで配列の使い方を知りたい

配列を使うことで、複数の変数を簡単に扱うことができます。
イメージとしてとらえやすいように、変数と配列の違いを確認していきましょう。

変数strにaを代入した場合は、下図のようになります。

続いて、変数strにbを代入した場合、aはbによって上書きされるため、strにはbが入っていることになります。

Sub test1()

    Dim str as String

    str = "a"    'strにaを代入する
    MsgBox str    'aが表示される

    str = "b"    'strにbを代入する
    MsgBox str    'bが表示される

End Sub

配列は、ここまで解説した変数のボックスが複数存在したようなものです。
複数のボックスには、0~nまでの番号で割り当てられます。

変数と配列のイメージを理解したところで、Sampleコードを見ていきましょう。

Sub test2()

    Dim str(3) As String
    
    str(0) = "zero"    'str(0)にzeroを代入する
    str(1) = "a"    'str(1)にaを代入する
    str(2) = "b"    'str(2)にbを代入する
    str(3) = "c"    'str(3)にcを代入する
    
    For i = 1 To 4
        Cells(i, 1).Value = str(i - 1)
    Next
    
End Sub

For文については、下記の記事で解説していますので、ご参照ください。
>>【ExcelVBA】For Next文 繰り返し(ループ)処理

配列の場合、変数を一括して出力ができるため、とても便利です。

まとめ

ここまで、配列の使い方について解説しました。
変数を複数個扱いたいときに配列は便利ですので、ぜひご活用ください。

配列は、For文と組み合わせて使うことが多いです。
For文については、下記の記事で解説していますので、ご参照ください。
>>【ExcelVBA】For Next文 繰り返し(ループ)処理

Excelで作業効率をアップしたい方は、下記の記事もご参照ください。
>>Excelのショートカット一覧 覚えて作業効率アップ!!
>>Excelで覚えておくべき関数 作業効率アップ間違いなし

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