【ExcelVBA】セルの前と次の値を取得する Previous & Next

こんなあなたにおすすめ

Excel VBAを使っていると、セルの前の値を取得したい、次の値を取得したいということがあります。

そんな時は、PreviousとNextを使えば簡単にセルの値を取得できます。

今回は、PreviousとNextの使い方について解説します。

セルの位置を取得したいという方は、下記の記事が参考になります。
>>【ExcelVBA】セルの位置を取得する Row & Column

現在のセルの値を取得する

現在のセルの値は、以下の2通りの方法で取得できます。
(1) ActiveCell.Value
(2) Selection.Value

↓実行時のExcel

Sub test1()

    Dim c As Range
    
    Set c = ActiveCell
    
    Debug.Print c.Value 'B1

End Sub

Sub test2()

    Dim c As Range
    
    Set c = Selection
    
    Debug.Print c.Value 'B1

End Sub

前のセルの値を取得する | Previousの使い方

現在のセルの前の値は、以下の2通りの方法で取得できます。
(1) ActiveCell.Previous.Value
(2) Selection.Previous.Value

Sub test3()

    Dim c As Range
    
    Set c = ActiveCell.Previous
    
    Debug.Print c.Value 'A1

End Sub

Sub test4()

    Dim c As Range
    
    Set c = Selection.Previous
    
    Debug.Print c.Value 'A1

End Sub

次のセルの値を取得する | Nextの使い方

現在のセルの次の値は、以下の2通りの方法で取得できます。
(1) ActiveCell.Next.Value
(2) Selection.Next.Value

Sub test5()

    Dim c As Range
    
    Set c = ActiveCell.Next
    
    Debug.Print c.Value 'C1

End Sub

Sub test6()

    Dim c As Range
    
    Set c = Selection.Next
    
    Debug.Print c.Value 'C1

End Sub

まとめ

ここまで、セルの値を取得する方法について解説しました。

Previous、Nextを使うことで、セルの前、次の値を取得することができますので、ぜひ使ってみてください。

セルの位置を取得する方法については、下記の記事で解説していますので、ご参照ください。
>>【ExcelVBA】セルの位置を取得する Row & Column

Excelで作業効率をアップしたい方は、下記の記事もご参照ください。
>>Excelのショートカット一覧 覚えて作業効率アップ!!
>>Excelで覚えておくべき関数 作業効率アップ間違いなし

【Excelについて学びたい方】
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