【ExcelVBA】ファイル操作 ブックを閉じる Closeメソッド

こんなあなたにおすすめ

Excelでブック(ファイル)を自動で閉じたいことが結構あると思います。
WorkbooksのCloseメソッドを使うことでブックを閉じることができます。

ブックの閉じ方を知りたい

Closeメソッドを使うことでブックを自動で閉じることができます。
拡張子(.xlsx)を指定しないとエラーが発生するため、注意しましょう。

Sub teest1()

    Workbooks("Book1.xlsx").Close

End Sub

ブックを閉じるときに保存するかどうかのアラートを表示したくない場合

ブックを編集した場合、ブックを閉じるときに下記のようなアラートが表示されます。

アラートを表示したくない場合は、Application.DisplayAlertsをFalseにすることで対処できます。
プログラムの最後に、アラートの設定を元に戻すため、Application.DisplayAlertsをTrueにしましょう。

Sub test2()

    Application.DisplayAlerts = False    'アラートをオフにする
    
    Workbooks("Book1.xlsx").Close    'ブックを閉じる

    Application.DisplayAlerts = True    'アラートをオンにする

End Sub

ブックを保存して閉じたい場合

Sub test3()

    Application.DisplayAlerts = False    'アラートをオフにする

    Workbooks("Book1.xlsx").Save    'ブックを保存する
    Workbooks("Book1.xlsx").Close    'ブックを閉じる

    Application.DisplayAlerts = True    'アラートをオンにする

End Sub

保存のアラートは、ブックを編集した場合に表示されます。
上記のプログラムの場合、保存直後にブックを閉じるため、アラートは表示されません。
つまり、「ブックの保存」→「ブックを閉じる」の操作のみでよいことになります。
実際のコードは下記のようになります。

Sub test4()

    Workbooks("Book1.xlsx").Save    'ブックを保存する
    Workbooks("Book1.xlsx").Close    'ブックを閉じる

End Sub

まとめ

ここまで自動でブックを閉じる方法を解説しました。
WorkbooksのCloseメソッドを使うことでブックを簡単に閉じることができます。

ブックの開き方を知りたいという方は、関連記事をご参照ください。
>>【ExcelVBA】ファイル操作 ブックを開く

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