こんなあなたにおすすめ
・相手に自分の考えを伝えられるようになりたい
・要約力を身に着けるトレーニング方法が知りたい
あなたの伝えたいことが相手に伝わらない
ただ情報を伝えていては、相手には伝わりません。
相手に伝えるには、まず、相手のニーズを理解する必要があります。
相手のニーズを理解した上で、必要な情報を引き出し伝えるのです。
要約力をトレーニングするメリット
①必要な情報を瞬時に引き出すことができる
要約力の低い人
⇒ファルダ整理がされていないPCのハードディスク
要約力の高い人
⇒ファルダ整理がされているPCのハードディスク
②情報の「共通点」と「違い」に気づきやすくなる
⇒新しい情報をすでにある知識と結びつけることで、理解力が上がる
要約の3ステップ
0) その前に・・・
「相手」と「目的(ゴール)」が重要
①相手
子供に教えるのか、大人に教えるのかで伝え方が変わるように相手に合った伝え方をすることが大切です。
②目的(ゴール)
相手に伝えた結果、相手にどうしてほしい(行動)のかを明確にしましょう。
①、②が決まったら、1)~3)のステップを踏んで、
「死んでもこれだけは言っておく!」を相手に伝えましょう!
情報収集
その情報は本当に正しい?
・具体例
(事象)ラーメン屋に行列ができている ⇒ (結論)あのラーメン屋のラーメンはおいしいからだ
実際には、
(a) お昼だから混んでいた
(b) 客席数が少ない
(c) 注文から提供までに時間がかかる
・・・
といった他の理由があるかもしれません。
上記のようにある情報から間違った情報を得ないためにも、
物事の本質を見抜く洞察力が必要です。
洞察力は、Why思考で身につけることができます。
物事をそのまま受け取るのではなく、Whyにより「理由」、「原因」、「根拠」が分かるようになります。
情報整理
①グループ分け
欲しい資料を探すときも、資料は、大まかなグループ分けがしてあって、さらに細かいグループ分けがしてあり、その中に資料があるはずです。
これが、グループ分けされず、ただファイリングされていれば、
必要なときに必要な資料を瞬時に見つけ出すことができません。
考え方も一緒で、情報をグループ分けをすることによって、
頭の中がクリアになり、必要なときに必要な情報を用意することができます。
②優先順位づけ
1~10のすべてを伝えていては、時間の無駄です。
相手が欲しがっている情報は、1~10のすべての情報でしょうか?
答えは、Noです。
相手が本当に欲している情報は、その中の1割でしかありません。
つまり、9割は時間の無駄です。。。
相手にとって何が重要で何が重要でないかを見極める必要があります。
情報伝達
「幹 → 枝 → 葉」の順で話す。
先に全体像を見せることで、相手は内容をグッと理解しやすくなります。
具体的な例を①、②で紹介します。
①PREP法
P:Point 結論
R:Reason 理由
E:Example 具体例
P:Point 結論
例.
P:今年3月のマスクの売り上げがアップしました。
R:新型コロナウィルスの影響により、感染予防への意識が高まったためです。
E:前年3月と比較して、5倍の売り上げアップとなりました。(グラフで視覚的に見せる)
P:今年3月のマスクの売り上げがアップしました。
②列挙型
全体像 → 詳細1 → 詳細2 → 詳細3
例.
ポイントは3つあります。
1つ目は、□□□です。
2つ目は、×××です。
3つ目は、○○○です。
要約力のトレーニング方法
文章を要約するトレーニングを実施することで、要約力を高めることができます。
(1) ニュース記事1000文字を200文字で要約してみる
(2) 誰かに要約した内容を伝える
(3) 相手にうまく伝わったのか振り返る
(4) (3)でうまく伝わらなかったのであれば、どうしたらうまく伝えられるかを考える
(5) (1)~(5)を繰り返す
まとめ
この先、情報量はさらに増えていきます。
その中で、1~10のすべての情報をただインプットしていては、頭がパンクしてしまいます。
いかに不要な情報を排除していくかが重要になっていきます。
そのためにも、要約力は必須のスキルです。
この機会に要約力をトレーニングしましょう。