【ExcelVBA】If文 条件分岐 超便利 & 簡単

こんなあなたにおすすめ

ある特定の条件のときにプログラムを実行したいということは結構多いのではないでしょうか。

そんなときは、If文を使うことで条件分岐により、特定の条件のときにプログラムを実行することができます。
Excel VBAを使っていると、必ずと言っていいほどif文を使うことになります。

この機会にマスターしちゃいましょう。

If文による条件分岐の方法がわからない

If文 基本構文

If～Then～End Ifで条件分岐をすることができます。

If 条件式 Then

    '条件式がTrueの場合に実行するプログラム

End If

If～Then～End IF

IF文を使って簡単なコードを書いてみましょう。

Sub test1()

    'A1セルの値が1の場合に実行"
    If Range("A1").Value = 1 Then
        MsgBox "A1セルの値は1です。"    'メッセージボックスを表示する
    End If

End Sub

A1セルに1が入力されていた場合、下のようにメッセージボックスが表示されます。
A1セルに1が入力されていなかった場合、何も起きません。

If～Then～Else～End If

ここまでは、If文の条件式がTrueの場合を解説してきました。
If文で条件式がFalseだった場合にも処理をしたいというときは、Else文を使うことができます。

If 条件式1 Then A Else B End If

Sub test2()

    If Range("A1").Value = 1 Then    'A1セルの値が1の場合に実行"
        MsgBox "A1セルの値は1です。"    'メッセージボックスを表示する
    Else    'A1セルの値が1でない場合に実行"
        MsgBox "A1セルの値は1ではありません。"    'メッセージボックスを表示する
    End If

End Sub

A1セルに1が入力されていない場合、下のようなメッセージボックスが表示されます。

条件分岐を2つ以上にしたい場合・・・

条件を2つより多くしたい場合があるかと思います。
そのときは、Else Ifを使いましょう。

If 条件式1 Then A ElseIf Then B Else C End If

Sub test3()

    If Range("A1").Value = "Blue" Then
        MsgBox "信号は青色です。"
    ElseIf Range("A1").Value = "Yellow" Then
        MsgBox "信号は黄色です。"
    ElseIf Range("A1").Value = "Red" Then
        MsgBox "信号は赤色です。"
    Else
        MsgBox "入力値が正しくありません。"
    End If

End Sub

まとめ

ここまでIf文による条件処理の方法について解説しました。
特定の条件のみプログラムを実行したいということは頻繁にあるので、この機会にIf文をマスターしちゃいましょう。

If文では演算子をよく使うため、演算子の使い方がわからないという方は、関連記事をご参照ください。
>>【ExcelVBA】演算子の使い方

Excelで作業効率をアップしたい方は、下記の記事もご参照ください。
>>Excelのショートカット一覧 覚えて作業効率アップ!!
>>Excelで覚えておくべき関数 作業効率アップ間違いなし

【Excelについて学びたい方】
Excel 最強の教科書[完全版]

【Excel VBAについて学びたい方】
Excel VBA 脱初心者のための集中講座