【ExcelVBA】文字列の種類を変換する方法 StrConvの使い方

こんなあなたにおすすめ

Excelを使っていると、文字列を変換したいということがあります。

例えば、大文字の文字列を小文字に変換したいなどがあるかと思います。
そんなときは、StrConvのvbLowerCaseを使えば簡単に変換できます。

StrConvには、文字列を異なる種類に変換する方法が他にもたくさんあります。

今回は、StrConvの使い方について解説します。

StrConvの使い方

StrConvを使うことで、文字列の種類を変換することができます。

StrConvの使い方は、以下の通りです。
StrConv(string, conversion, LCID)

StrConvの変換できる種類(conversion)は、以下の通りです。

サンプルコード

StrConvの種類を実際にコードで見ていきましょう。

・vbUpperCase

Sub test1()

    Dim s As String
    
    s = "Hello World"
    
    Debug.Print StrConv(s, vbUpperCase) 'HELLO WORLD

End Sub

・vbLowerCase

Sub test2()

    Dim s As String
    
    s = "Hello World"
    
    Debug.Print StrConv(s, vbLowerCase) 'hello world

End Sub

・vbProperCase

Sub test3()

    Dim s As String
    
    s = "hello world"
    
    Debug.Print StrConv(s, vbProperCase)    'Hello World

End Sub

・vbWide

Sub test4()

    Dim s As String
    
    s = "Hello World"
    
    Debug.Print StrConv(s, vbWide)  'Ｈｅｌｌｏ　Ｗｏｒｌｄ

End Sub

・vbnarrow

Sub test5()

    Dim s As String
    
    s = "Ｈｅｌｌｏ　Ｗｏｒｌｄ"
    
    Debug.Print StrConv(s, vbNarrow)  'Hello World

End Sub

・vbKatakana

Sub test6()

    Dim s As String
    
    s = "こんにちは"
    
    Debug.Print StrConv(s, vbKatakana)  'コンニチハ

End Sub

・vbHiragana

Sub test7()

    Dim s As String
    
    s = "コンニチハ"
    
    Debug.Print StrConv(s, vbHiragana)  'こんにちは

End Sub

まとめ

ここまで、StrConvの使い方について解説しました。

StrConvを使うことで、文字列を簡単に変換できるのでぜひ使ってみてください。

文字列を結合する方法については、下記の記事で解説していますので、ご参照ください。
>>【ExcelVBA】文字列の結合 先頭と末尾に文字列を追加

Excelで作業効率をアップしたい方は、下記の記事もご参照ください。
>>Excelのショートカット一覧 覚えて作業効率アップ!!
>>Excelで覚えておくべき関数 作業効率アップ間違いなし

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