【ExcelVBA】セルの選択&アクティベート Select & Activateの使い方

こんなあなたにおすすめ

Excel VBAを使っていると、セルをアクティブにしたり、選択したいということがあります。

・セルをアクティブにするには、
・Range(“セル”).Activate

・セルを選択するには、
・Range(“セル”).Select
・Range(“セル範囲”).Select

今回は、ActivateとSelectの使い方について解説します。

シートの選択、アクティベートについては、下記の記事で解説していますので、ご参照ください。
>>【ExcelVBA】シートの選択&アクティベート Select & Activateの使い方

アクティブシートの名前、インデックス番号の取得については、下記の記事で解説していますので、ご参照ください。
>>【ExcelVBA】アクティブシートの名前とインデックス番号を取得する方法

セルをアクティブにする方法

セルをアクティブにする方法は、以下の通りです。
・Range(“セル”).Activate

↓実行前

Sub test1()

    Range("A1").Activate

End Sub

↓実行結果

セルを選択する方法

セルの選択は、1つまたは複数の2通りの方法があります。

セルを選択する
・Range(“セル”).Select
↓実行前

Sub test2()

    Range("A1").Select

End Sub

↓実行結果

複数セルを選択する

・Range(“セル範囲”).Select

Sub test3()

    Range("A1:C3").Select

End Sub

↓実行結果

選択セルを順番に処理

選択したセルの範囲で処理を実行することもできます。
今回は、選択したセルを順番にアクティブにしていく方法をご紹介します。

Sub test4()

    Dim r As Range
    
    Range("A1:C3").Select   'セル範囲を選択する

    For Each r In Selection '選択範囲の分だけ、処理を実行する
        r.Activate  'セルをアクティブにする
        Application.Wait [now()] + 500 / 86400000   '500msだけ処理を停止する
    Next

End Sub

処理を止めるSleep関数、Waitメソッドについては、下記の記事で解説していますので、ご参照ください。
>>【ExcelVBA】処理を止める方法 Sleep関数 & Waitメソッド

プログラムを実行すると、A1セルから500msごとにアクティブセルが変わっていきます。
選択範囲の最後であるC3セルまで行くと処理が終了します。

※選択範囲の白い部分がアクティブセルです。

↓実行前

↓実行結果

まとめ

ここまで、セルをアクティブにする方法、セルを選択する方法について解説しました。

Excel VBAでは、セルの操作をすることが多々あります。

そんなときに、セルの選択やアクティブにするなどの操作が使えますので、ぜひ使ってみてください。

シートの選択、アクティベートについては、下記の記事で解説していますので、ご参照ください。
>>【ExcelVBA】シートの選択&アクティベート Select & Activateの使い方

アクティブシートの名前、インデックス番号の取得については、下記の記事で解説していますので、ご参照ください。
>>【ExcelVBA】アクティブシートの名前とインデックス番号を取得する方法

処理を止めるSleep関数、Waitメソッドについては、下記の記事で解説していますので、ご参照ください。
>>【ExcelVBA】処理を止める方法 Sleep関数 & Waitメソッド

Excelで作業効率をアップしたい方は、下記の記事もご参照ください。
>>Excelのショートカット一覧 覚えて作業効率アップ!!
>>Excelで覚えておくべき関数 作業効率アップ間違いなし

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